2010年10月27日水曜日

10月22日 ランチ

献立

鮭の味噌マヨ焼き(鮭・ねぎ)
煮物(秋茄子・さつま揚げ・厚揚げ)
大根葉のからし味噌和え
おから(おから・人参・ひじき・薄揚げ・イトコンニャク)りんご
味噌汁(麩・ねぎ・とうふ)/ 炊き込みご飯

今年も見事です! コスモス畑



「大関よりあい」の窓外は本当にのどかです。
今の時期は 真っ白な蕎麦の花に替わって 
コスモスの濃淡のピンクがきれいです。
その向こう側を のんびりと越前鉄道の2両編成の電車が
30分おきに 走っています。
今日は ほとんどの方が 
坂井市主催の「敬老会」に出席のためお休み。
「しんじょう よりあい」の利用者さんも交え
たたったの4名ですが 
大きな爆笑が戸外まで聞えます。

そのうちの お二方は92歳
「私のほうが○ヶ月年上だ・・」と 
元気を競っているのです。
ここまで長生きなさると競争する事が違います。

持病の数 投薬の量 医者に通う日数、
そして 出来なくなったことなど。
でも それを 笑いの種にしているのです。

本当におおらかで 初めて「大関よりあい」を利用なさった方は
「今日は 1年分笑って楽しみさせてもらった・・・」
お帰りになられました。

「大関よりあい」の利用者さん方は

「あれで 「大関よりあい」好きになって 
もらえたかのぅ?」

もちろん 大丈夫ですよ!
また 来たいって おっしゃていたじゃありませんか?

2010年10月23日土曜日

夕暮市


今月の夕暮市の「しんじょう よりあい」の売り物は 
おはぎと大学芋でした。

波松の支援者の方から コンテナ一杯のさつま芋を
近所の方からは新米のもち米と小豆を
夕暮市に販売するお惣菜用にと頂きました。

本当に ありがとうございます。

朝は大学芋のパック詰め・午後はおはぎ作りに 
利用者さんは奮闘してくださったのですが
またたく間に売り切れて試食も出来ない繁盛さとなりました。
台所事情を良く知っていてくださる 
利用者の方々の心意気には 本当に頭が下がります。

写真は夕暮市に野菜を販売してくださる「さとみフアーム」の 
ハローウイン用の かわいいかぼちゃ

10月19日 ランチ

献立
豆腐のステーキ(綿豆腐・合い挽き肉・しょうが・ねぎ・ニンニク)
ブロッコリー
なるの煮付け(よしむら魚店)ぴりからコンニャク・みかん
青菜の煮浸し(小松菜・人参・薄揚げ)
からし味噌和え(秋なす)
他に味噌汁(わかめ・じゃがいも)が付きます。

2010年10月20日水曜日

卒壽のお祝い

栗入りお赤飯
鮭のマヨ焼き(鮭・シイタケ・エノキ・タマネギ・レタス・ピザチーズ・マヨネーズ)
肉さつま(さつま芋・豚肉・こんにゃく・たまねぎ・人参)
紅白なます(大根・人参・しろごま)/さしみ(なる・人参)
味噌汁(じゃがいも・しいたけ・わかめ・ねぎ)


今日は 先月90歳になった 
利用者の方の卒壽のお祝い会で 盛り上がりました。
お赤飯とお刺身を加えた心ばかりのお祝い膳と 裏庭で満開の
コスモスと 皆さんの元気な笑い声と 
支援者の方からの差し入れもあって・・・
ささやかながらも楽しいパーティーとなりました。




  

2010年10月19日火曜日

「しんじょう よりあい」も GNP?


先日 某講座で生命保険会社の支社長さんの講演を
聞く機会がありました

「・・・・生命保険はまさにGNPなんですよ」

んん?

生命保険会社のGNPとは
G・・義理
N・・人情
P・・プレゼント

まぁ いろいろな注釈をつけて説明してくださっていましたが、
常々我が施設を贔屓にしてくださっている方を連想すると 
まさにその通りで うなずくこと大でした。

我が「しんじょう よりあい」の運営や運動も 
それに似たようなことがあると ふと 気が付きました。

福祉の地域活動は まさに それで 
それらなくしては 「しんじょう よりあい」の今はないと思いました。

12年ここで 細々ながらも運営出来たのは 
この地域の方々の 義理人情に支えられたからです。

さて では プレゼントは どうでしょう?と 
利用者の方々に 問いかけると 次のような言葉が返ってきました。

「ようけ あるげの。
 あったかい気持で待っててくれるげの、それが一番」

「ほれ ここは私らの親の家(ち)やさかいに、
安らぐことができるし、友達に合わせてくれる場所やがの」

あと さまざま 昼食の献立・手作りおやつ・
利用日以外の見守り・送迎などなどに関することでしたが
一番多かったのは スタッフの気遣いに対する 感謝の言葉でした。

「こちらこそ 先輩の皆さんに教えていただいたことばかり 
感謝のきわみです」

写真は 大関よりあいの89歳の利用者さんが育てた 
路傍のマリーゴールド!!!!

10月12日 ランチ

献立

マーボー茄子(茄子・・支援者さんからの頂き物・合びき肉・生姜・にんにく)
福袋(薄揚げ・人参・大根・ひじき・卵) 大根
白和え(大根葉・・支援者さんからの頂き物・豆腐・白ゴマ)
一夜漬け(白菜・大根・胡瓜・人参)
りんご/味噌汁(油揚げ・大根・人参・ねぎ)

利用者さんのご希望で 汁物をつけるようになりました。
近頃は 本当に便利な容器があります。
レンジにも適用するので 寒くなってからが重宝しそうです。
月に一回の割合で 民間の介護予防施設や
サロンの方々と情報交換や勉強会のための会合をする事になりました。
どこも 事業内容の充実に必死です。
なぜなら 民間のこのような施設やサロンは出入りが自由です。
少しでも気まずくなったり、不満があればすぐ簡単にやめてしまいます。

どこも 利用者さんが 一番楽しみにしいるのは給食です。
献立の悩みは いずこも同じようでレシピの交換をする事になりました。

10月11日 ランチ

献立

肉じゃが(ジャガイモ・イトコンニャク・豚肉・たまねぎ・人参)
ビーフコロッケ(市販)キャベツ/胡麻和え(キャベツ)
酢の物(胡瓜・大根)/栗の甘露煮
味噌汁(豆腐・麩・ねぎ)

2010年10月6日水曜日

小さなお客様


施設の裏庭の コスモスが満開です。
時々 蝶ちょが飛んできて 遊んでいきます。

また遊びにきてねぇ~。

10月5日 ランチ


近くの集落の民生委員さんから 
配食弁当の注文が入りました。
退院なさった1人暮らしの高齢者を地域で支えるためです。
ご家族がいないために 
民生委員・福祉委員ほか 地域の有志の方々で
在宅支援をする事になったようです。
この民生委員さんの頑張りには常々敬意を払っていました。
久々のお弁当を紹介します。



献立

 にらと豚肉のつくね(にら・しょうが・ねぎ・豚肉・麩・卵) キャベツ
 
魚の塩焼き(きす)みかん

 酢の物(春雨・ハム・錦糸卵・きゅうり)
 
煮物(たくあんの古漬け・しらす)

 このほかに 炊き込みご飯(油揚げ・ミックスベジタブル)

        味噌汁(ワカメ・ジャガイモ)

2010年10月5日火曜日

しんじょうよりあい新聞 10月号



イベント情報
11月5日(金) 秋のレクレーション
12月5日(日) 餅つき大会
12月19日(土) お鍋の会(創立記念祭・交流会)
1月16日(土) 新春屋台村(新年会)予定

しんじょうよりあいでは、もっか以上の企画を準備中です。
お手伝い下さる方を探しております。

ご連絡お待ちしております。

電話番号 0776-67-6544

*詳しくはチラシをクリックしてご覧ください。

ほわっと心温まる日


「ほら 竹田の山がもう 見えんようになった、
もうすぐ(雨が)降って来る 帰えらにゃ、帰ってもいいやろの」

と帰宅願望の利用者さん。

「あかんあかん まだ帰る時間じゃないって・・」

小声で「何度目かの?」と言いつつも 
前に座った利用者さんは 笑顔で根気よく 応対しています。

まるで 禅問答です。

「もうちょっと 右やよ、
ほら 手を伸ばしたら そこに椅子があるやろ?」

「どこどこ あぁ~ あったあった。ありがとうの」

目が不自由になった利用者さんに 
他の利用者さんが 掛け声で道案内をしているのです。

近頃では 机や手すりの位置がよく分かるようになって 
手助けなしにトイレの利用が出来るようになりました。

「あんた よ~ がんばるの?」

「ほんなこと言ったて 1人暮らしやさかい 
なんでもじぶんでせにゃあかん・・」

「えらいのぅ!」
「ほやほや ほんとにのぅ」

「しんじょう よりあい」にはいろいろな方が利用なさいます。
それぞれに 衰え方が違いますから 
ケアの仕方もおのずと異なります。

「しんじょう よりあい」では
楽しみ方の充実度の平等を心がけています。
でもそれは スタッフだけでは決して出来ません。
上記のように 利用者の方々の力を借りて 出来ることであって 
それが 全員の喜びに繋がっていきます。


写真は新しい訪問者 誰とでも仲良しに・・

2010年10月1日金曜日

こんな うれしい励まし・・・



「しんじょう よりあい」には いろいろな方がいらっしゃいます。
春行なわれた 生活介護サポーター養成講座で 
「しんじょう よりあい」が実習施設になりました。
14名の方々の希望があって 
皆さん 楽しい実習を体験なさってくださいました。

そう 楽しくしてくださったのは 
参加してくださった実習生の方々で 
私たちスタッフがいろいろなことを学ばせて頂いたものでした。

その方々が 支援者となって 
ボランテアや旬の野菜の差し入れをしてくださったり 
花を植えに来てくださったり
創作サロンの参加者になったり・・・

支援者の方々には 「よりあいニュース」を送ることにしています。
そして 今日は 沢山の珍しい切手が・・・。

本当にありがとうございます。

いまひとつ がんばらねば・・・と 
また 気持ちをを新たにする事ができました。

私たちスタッフは このような方々のご支援と 
利用者の方々の笑顔や 感謝の言葉に支えられているのです。

写真は 送ってくださった切手の数々

お医者さんで こそっと 聞えた話


「先生のぅ、この頃 もう 血(血痰)が出んようになったんにゃ、
ご飯も よう食べられるしの・・・。咳も少のうなったんやて・・」

「ほう!」

「あこへ 行くようになってからのような 気がするんにゃてのぅ、
いいとこやざ あこは・・みんなが寄って おもっせぇしの・・」

この話を聞いた方は 早く知らせなくてはと、
朝一番に電話を下さったのでした。

「あこ」?

そう、「あこ」は「大関よりあい」のことなのです。

意外なところで 
「大関よりあい」の効果を 知るところとなりました。

私たちにとって 一番うれしいことです。

この利用者の方は 娘さんと二人暮らしの 
もうすぐ90歳になる方です。

日々のほとんどを お一人で過ごしていて 話し相手もなく 
おしゃべりすることも 大口を開けて笑うことも 少なかったせいでしょう。

最初の頃は 咳が出やまずに 皆さんの心配は 
大きなものがありましたが、いつの間にか少なくなっていったようです。

このような現象は 誰も気が付かなかったようです、私たちスタッフも・・。
病は気から・・、多分 楽しい時間が 
知らず知らずに 元気付けたのでしょうね。

写真はボランテアさんの紙芝居を見る 大関よりあいの方々