
厨房の仕事の楽しみの一つに 窓から見る借景があります。
今は 深紅に染まった箒の木と
紫の秋の花と 季節はずれの柿の若葉
そして黄色の菊の花とが絶妙な色合いを見せています。
夏は 柿ノ木に絡んだ苦瓜の実が熟れて
花が咲いたようなオレンジの実がぶら下がりました。
我が「しんじょう よりあい」は周囲の空き地の手入れまでは
手が足りません。
「空いた植木鉢があったら 貸して・・・」と
連絡が入った数日後に 写真のような菊の花が届きました。
殺風景な玄関が ぱあっと明るく温かくなりました。
送迎車の乗り降り度に 目に付くようです。
「なんてうつくそいんにゃろ」
「誰が作ったんやろ、はでしゃやの」
「きのどくやの、よろこばなあかんのぅ」
花はだれかれ見境なく 気持ちを和ませます。
本当にありがとうございます。
2 件のコメント:
こんにちは!
出入りなさっている方々の声が、とってもステキです。うれしくなりました。
>「きのどくやの、よろこばなあかんのぅ」
気の毒という言葉の使い方、喜ばなければならないという言葉の使い方、どちらも、この辺の田舎の優しい慎ましい言い回しですね。
立派な鉢植え、駅前のお店やさんからのプレゼントなんですね。うれしいです♪
読んでくださって ありがとうございます。美徳の言葉を坂井弁にすると面白いですね。「しんじょう よりあい」ではこのような言葉がいっぱい溢れています。心和んで下さるのは このような所以でしょうね。
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