2009年9月29日火曜日

お力をお貸しください!

いまどきの高齢者の方々は 
遊んでいては「おてんとう様」に申し訳ないと
 「もったいないもったいない」とつぶやきます。
戦中戦後・震災など 辛い時期が本当に長くありました。
働くことが毎日で 
遊ぶことなどほとんどない時代を過ごしてきた方々ばかりです。
そのような方々は おしなべて 施設利用どころか 
介護保険の利用すら敬遠なさいます。
「まだまだ お世話にはなりとうない」と言い 
介護予防の施設すら 近づこうとはしません。
これから 元気で楽しく在宅で過ごしていただけるように 
古参の利用者の皆さんや 地域の方々の力をお借りして
分かった頂くほかはありません。
そして 今から 改修工事に入るために 
「大関よりあい」は年末まで 「しんじょう よりあい」に移ります。
そのために 幾人かのボランティアさんの手が必要になりました。
どうぞ 皆さん また 力をお貸しください。
*写真は「大関よりあい」の畑に豪勢に咲いている花

夕暮市


日本国中の駅前商店街が寂れてきています。
丸岡駅も例にもれることなく 昔の賑わいはありません。
「市」や商工会や「まちづくり委員会」など 
いろいろな企画をたてて 活性化を目指しています。
「しんじょう よりあい」も
地域の方々のご希望を聞きながら 
小さな挑戦を試みました。
「生鮮食品店があったらいいなぁ」という 
地域の高齢者の方々の声がかなり前から聞こえてきました。
低農薬使用有機肥料の野菜栽培をしている農家の方の協力と 
介護用品を販売している業者さんと 
そして 小規模多機能介護施設「しんじょう いこい」さんの協力で 
「夕暮市」を開催しました。
「しんじょう よりあい」の施設見学もかねて 
30名余の方々が 訪れてくださいました。
「始めたからには 絶対休んではいけないよ」
「半年間ぐらいは客足は少ないよ、でも めげずに・・・」
「頑張って・・応援するよ」などなど、
駅前の方々の暖かいエールを頂きました。
毎月第4木曜日開催です。


*写真は 高原瑞天氏に書いて頂いた貼り紙です

2009年9月25日金曜日

大関よりあい

「大関よりあい」は 少しずつ 利用者が増えて 
今12・3名の利用者になりました。
利用日ごとに 施設の改修計画を話し 
希望を伺いながら イメージして 
夢をふくらませています。
しかし 地域の中で 元気で楽しく在宅で 
終焉迄を過ごすと言うイメージは 
なかなか難しいものようです。
家族に迷惑がかからないように それ相応になったら 
施設に入るものだと 
しっかり決めていらっしゃる方々の多いこと。
老後を安心して過ごすことのできるようにと 
施設を建設しても 果たしてどこまで 
それが可能なのでしょうか?
現在「安心して老後が過ごせる」という根拠は 
何なのか?と、 
利用者と一緒に過ごしながらいつも自問自答するのです。
*写真 改修工事を待っている「大関よりあい」

2009年9月23日水曜日

心す

「住み慣れた地域で 90歳を過ぎても元気で
楽しく暮らすことのお手伝い」が 
「しんじょう よりあい」を立ち上げた当初の目標です。
もう 幾人もの利用者の方々が 
お元気で目標年齢に到達してしまいました。とはいっても 
やはり 身体の衰えは少しずつ襲ってきていて 
やむなく 他の施設に替わっていただかなくてはなりません。
お互いが 理由は分かっていても 辛い物があります。
久々に里帰りなさった方が 元気でお話始めたのは 
民主党の政権交代でした。
思わず胸が痛んだのは私だけではなかったようです。
「しんじょう よりあい」が 高齢者の方々の希望に添っているか 
地域の方々にとって ささやかながらでも役立っているか 
いつも心していかなければと 戒められた一瞬でした。


*写真 (きれいな日本晴れに映える「しんじょう よりあい」の裏庭のコスモス)

2009年9月22日火曜日

しんじょうよりあい新聞 9月号


数人の利用者の方々を「いこい」さんに送って 寂しくなりました。
周囲からはどのように映るのでしょうか?
「だいじょうぶけの?」
「やっていけるんけの?」
「つぶれんやろの?」
いろいろと 心配してくださっています。
本当に 一番親身になってくださる方々は やはり地域の方々です。
「地域に根ざす」と言うことの 本当の意味を教えていただきました。

詳しくはチラシをクリックしてご覧ください。